「WordPressレッスンブック 5.x対応版」の感想と考察

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wordpressへの理解を深めるべく、「WordPressレッスンブック 5.x対応版」を買って読んでみたらwordpressのテーマ改変が初心者な自分にとってとてもわかりやすかったので、気づいたことやおすすめな点を書いていきたいと思います。


WordPressレッスンブック 5.x対応版

本全体を通して、一つのシンプルなオリジナルのblogテーマを作りながら、wordpressファイルがどのように構成されているのかの基礎を学んでいく内容となっています。

こんな人にオススメ!

  1. HTMLとCSSはある程度わかるので、動的なサイトのつくり方を学びたい人
  2. wordpressについて、全くの一から知りたい人

良かった点3つ

1 自分で1から作るため、初めてでも納得して進められる

表紙でも謳っているとおり、細かーくステップバイステップで記述されているので、おいてきぼりになる、ということがなく、一つ一つ自分で理解しながら進めることができます。読み終わってファイルを見た時も、なぜこの記述があるのか?などが全て納得で、wordpressの理解を深めることができます。

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2 function.phpがあとからも見返しやすい!

function.phpの記載が綺麗に整理されているので、コメントアウトの部分もちゃんとうつしておけば、後からどうするんだっけ?ていうことがあっても、ここからコピーして使えるな、と思いました。

3 出版社による正誤表アップデート

気になる点3つ

1 カスタムフィールド等の取り扱いはない

対象が初めてテーマを作る人向けのため、カスタムフィールドを作って、もう一つ投稿の箇所を作る、とかいった応用部分についての取り扱いはありません。また、エスケープ処理とは?とか、wordpressで使われるphp自体の説明はかなりあっさりしているので、PHPの基礎は別のところで予習しておくと理解が深まりそうです。

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2 自作テーマを作りたい人には不向き

一から作って理解を深める、というコンセプトなので、htmlやcssなど、コーディングが終わったデータがあり、それを自作のwordpressテーマにしたい!という目的の場合は、さらに別の本や情報を参考にする必要があります。

3 練習としての利用のみ

デザイン的には、特にかっこいいとかという種類ではないので、wordpressを身につけるための練習専用、というイメージで取り組むと良さそうです。

まとめ

一冊終わってWordpressのテーマ開発がゴリゴリできる!という類ではないので、その場合は違う本を探した方が良いと思います。
でも、HTML&CSSが分かって、その次のステップとしてwordpressを学習したいときに、PHPファイルをみて「こんなに複雑なの、、?」と尻込みしていたのが、一冊終えるころには全体の構成も分かって、「いけそうじゃない?」と、wordpressを深く知るための背中を押してくれるような印象の本でした。

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